作業内容 遵守事項
年間の月別作業内容と遵守事項
1月 ○施肥・畦立て

○排水の徹底

○種まき(20日〜25日頃)
◎移植後の苗の活着と初期成育を促進するため、施肥・畦立て
  は土壌条件の良い時期に早めに行い、練り上げを防止する。

◎被覆は透明マルチが基本
2月 ○苗の間引き(14日〜15日頃)
○苗分け
○仮植
◎苗床表土は完熟した材を使用しましょう

◎苗の失敗がないよう、管理には充分気を付ける
 
3月 ○本畑移植(1日〜15日まで)

○黄斑えそ病防除
     (下旬〜5月中旬)
◎カット植えで、深さ13p〜15pの大穴植え(深植え厳禁)

◎マルチ片の回収を随時行いましょう

◎収穫葉数17枚から18枚の正常作を作ることが基本 
4月 ○土入れ(小土寄)

○わき芽除去
◎培土・追肥の禁止

◎生育状況によっては下葉の収穫を行う 
5月 ○下葉収穫開始

○接触型わき芽抑制剤散布
  第1回 4日頃

○芯止め
◎共乾の早期稼働が大事(収穫開始の意識を高める)
◎下葉・中葉は取り遅れないよう、段取り良い作業で流すことなく
  完全収穫。

◎芯止めは、開花一輪までじっくり待って適正に行う 
6月 (熟度重視の収穫)

○早期販売包の出荷準備
◎乾葉取り下ろし及び袋詰め時の吸湿防止
  貯蔵庫の屋根や壁がスレートの場合は、中夜間の温度差が大き
  くなるため、吸湿しやすいので要注意

◎色損葉(青・紅・ヨゴレ)のピッキングを徹底する 
7月 ○総かぎ開始

○残幹の圃場外持ち出し
◎合葉・本葉は良く熟らしてから収穫する

◎土壌保全と病害防止のため、必ず圃場外へ持ち出す 
8月 ○夏期耕耘
(立ち枯れ病などの土壌病害対策)
 
◎8月中に3回以上実施
 
9月 ○圃地の選定
◎借地は前作に注意する

◎土壌検定の活用
10月 ○耕耘・整地

◎11月の間までに最低5回は耕耘

11月 ○土壌改良材散布

○土壌消毒
◎石灰散布は、土壌消毒と1ヶ月程度の期間を空ける

◎ピクリンは、危被害防止のため住宅・畜舎隣接地では使用禁止、
  その他の地域では全面被覆を行う

◎春消毒が基本(畦立て同時消毒)、ただし処理時期と薬量を考慮
  すること 
12月 ○施肥・畦立て
◎肥料の分解を早め、移植後の苗の活着と初期成育を促進するた
  め施肥は早め(特に水田は12月中)に実施し、未熟堆肥の施用
  は避ける

◎被覆は透明マルチが基本