・本ウイルスに感染すると、葉脈が網目状に透化し、ついで中肋や葉脈にえそが現れる。 ・えそ症状が葉柄部に及ぶと葉元部分が下垂し、葉はねじれたり、葉緑が裏側に巻き込み 奇形となることが多い。 ・早期感染株は生育が劣り、根に褐色のえそを生じ根張りが悪くなる。 ・重症株は枯れ上がり、収穫皆無となる。
・ほ地の選定 タバコとバレイショを可能な限り距離をあけて栽培し、防虫ネット(白色)を設置する。 ・銀色テープをタバコほ地に張る。 ・種いもの更新 バレイショの種いもは、自家採種をやめ農水省の検定に合格したものを必ず使用する。 ・堀残しいもの除去 秋バレイショの堀残しいもが春に芽を出す。これが伝染源となるので、完全に除去する。 ・発病株の除去 病気にかかったタバコを放置すると、芽かぎ作業やアブラムシによって伝染するので、 病株をみつけたら速やかに処分する。