◎ カブラヤガ(ネキリムシ) ◎ 
↑カブラヤガ被害株
↑カブラヤガ成虫
↑カブラヤガ成虫
↑カブラヤガ卵
↑カブラヤガ終令幼虫
↑前蛹とカブラヤガ蛹
《伝染経路》
《 生 態 》
・年2〜3回発生し、幼虫態で越冬する。
・本畑初期にタバコを地際部から切断し大害を与える。
・特に蔬菜類の跡地付近の畑に被害が大きい。
・成虫は夜間活動性で、下葉や根際に1〜数粒ずつ産卵する。(1雌当り平均500粒前後)
・ふ化幼虫は最初葉裏で生活し、葉に小円孔状の食痕を残すが、3〜4令以後は日中は土中に
 潜み夜間のみ摂食する。
・早朝に被害株の根元を軽く掘ると灰褐色あるいは薄ずみ色の幼虫を発見できる。
・老熟幼虫は土中で土室を作り、内部で赤褐色の蛹となる。
・越冬幼虫は翌春再び接触活動をはじめる。
《 防除対策 》
・冬期深耕を励行し幼虫を寒気にあて死滅させる・
・捕殺 … 被害株の根際を掘り捕殺する。
《薬剤散布》
たばこ用農薬使用基準書参照