◎ 湿     害 ◎ 
《 湿害の状況 》
・連日の降雨によって畦溝に水がたまり、土壌水分が過湿状態になると、葉色は黄化し、生育
 不良となる。
  これは、水分過多によって根の生長と機能が衰えるからで、はなはだしいときは不時発蕾を
 起こし、葉形は小さく狭長となって収量品質は低下する。
・外観葉数13枚から15枚程度の頃に湛水日数が最も影響するようである。
・湛水日数が3日以上になると下葉から黄化し、ひどいときは下葉が枯れ上がり現象を起こす。
《 湿害対策 》
@排水が悪く、水がたまりやすい過湿状態のほ地には作付しない。
A大高畦栽培にする。
B排水溝を完備する。二段排水溝が効果的である。
C畦間に水溜りがないかほ地を見巡り、排水対策を行う。
D湿害により生育不振たばこへの葉面散布
   根の活性不良によって生育不振のたばこに限って葉面散布をする。