【1】熟度重視の収穫
                                              
【2】収量の確保と品質向上のため、適熟葉収穫に努め、地力にあった総かぎ残葉数を確保する
1.横かぎの徹底について

  ○遅作ほ地の中葉は、葉肉部に緑味の残るものを収穫する。
        収穫遅れのもの、ムレ葉は思い切って棄てる。

  ○生理斑点病が発生したほ地のさらえ合葉で、熟度良く葉裏に緑味が残るものは棄てずに収穫する

  ○合葉以降は、総かぎ残葉数になるまで熟れたもの(葉先が枯れるくらい)を拾い取りする。
        乾燥したら色が付くからとか、葉色が淡いからとかで、未熟葉収穫にならないように!

  ○総かぎ残葉数(目安)   畑:9〜10枚  肥沃地・新作地:10〜11枚  水田:12〜13枚程度

2.拾い取り、グジリ取りについて

  ○総かぎまで、もたない合葉は拾い取りする。但し、地力のある圃地は若返りを防ぐため出来るだけ
        我慢する。(葉先枯れ表面白っぽくても、葉裏黄緑色のあるものは棄てない)

  ○立ち枯れ病で総かぎまでもたないものはグジリ取りする。
  
3.総かぎについて

  ○開始時期は、せめて本葉だけは熟れていること。
     最上位本葉の中骨が乳白色で平らになっているかを確認する。(葉色だけで収穫しない)

  ○小柄で葉色淡いほ地では、上葉の中骨が乳白色のなるまで我慢する ⇒ 力不足を熟度でカバー

4.その他の作業

  ○とりおろし時の吸湿  ⇒  過乾や加湿にならないように
  ○異物混入防止     ⇒  土砂付着、石油製品類の混入、貯蔵害虫は返戻となりますので細心
                     の注意を!
  

今後の収穫作業の留意点

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